W倶楽部例会・神戸・灘の酒蔵めぐりから1.17希望の灯りへ

本日、ウォーキング倶楽部の例会で灘の酒蔵めぐりから三宮の1.17
希望の灯りまで歩きました。地元神戸のコースため本日は私がお世話役
です。
JR住吉駅に9:30集合。東灘区役所前から住吉川沿いを南に下ります。
マンションが立ち並ぶ景観地区ですが、川のすぐ横に新交通システムの
高架があります。これは六甲アイランドと住吉駅を結ぶもので六甲
ライナーと呼ばれています。マンションのすぐ横を通るため、この付近
を通過する時には窓が自然にスモーク状になり外が見えなくなるように
工夫されています。
しばらく川沿いを下っていくと谷崎潤一郎の旧家依松庵が見えてきます。

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関西に移住して谷崎文学が花開いたのは、庵の名前にもある松子夫人
との出会いがあったからで、谷崎潤一郎はこの庵で松子夫人やその
姉妹と暮らし、船場の姉妹の日常を描いた“細雪”を執筆しました。
庵には、応接間や書斎が当時のまま保存され、自筆の書籍や原稿も
展示されています。
実は六甲ライナーの建設にともない今の場所に移設されたものです。
今回は時間の都合上入らずにさらに川沿いを下っていきました。
阪神電車の魚崎駅から国道43号線を超えると灘五郷の酒蔵の町並み
です。灘五郷は酒造メーカーが集まる日本一の酒どころ、そのうちの
三郷(西郷・魚崎郷・御影郷)が神戸東部にあります。600年の伝統を
持つ酒造りを今に伝える酒蔵のまちには、酒造りの歴史や道具を展示
した資料館が点在しています。古い酒蔵をそのまま使った資料館や
博物館は、大震災によって大きな被害を受けましたが、その後復興
されました。

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『灘の酒造りの始まりは古く、室町時代にはすでに酒造が始まって
いたとの記録があります。一般的には寛永年間(1624~1643年)に
伊丹の雑喉屋文右衛門(ざこうやぶんうえもん)が西宮に移り住んで
酒造りを始めたのが最初とされています。
江戸時代初期には、水と交通の便に恵まれた池田・伊丹地域が江戸向け
の酒造地域として繁栄していました。これに対し灘地域は、水車を使っ
た精米や寒仕込みなど独創的な技術を駆使して優良酒造りに励み、その
名声を高めていったのです。さらに江戸への酒の輸送問題も灘を優位に
立たせました。灘をはじめ、上方で作られた酒は大消費地である江戸に
向けて出荷されましたが、伊丹や池田の酒が馬の背に樽を積んで、港
まで陸送しなければならなかったのに比べ、沿岸部に接していた灘
地域は大量の酒を樽廻船(たるかいせん)で運ぶことができたのです。
樽廻船は酒を専門に運ぶ帆船で、江戸へは20日ぐらいで到着しました。
幕末には3000もの樽を一度に運べる船も現われ、灘の発展におおいに
役立ったのです』(灘五郷酒造組合HPより)

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まず最初に魚崎郷にある浜福鶴吟醸工房に立ち寄りました。
事前に見学予定を伝えていたので吟醸工房を案内いただきました。名物
案内人と称される宮脇米治さんの絶妙なトーク。そして極めつけは杜氏
のもとすり歌を披露くださいました。
その後見学を終え試飲コーナーへ。少量ではありますが色々なお酒の
試飲をさせていただきました。最近は焼酎ばかり飲んでいるのでこんな
に沢山の日本酒があるのには驚かされました。

次は御影郷にある菊正宗酒造記念館へ。館内には、国指定・重要有形
民俗文化財「灘の酒造用具」や所蔵する小道具類を展示されています。
平成7年1月17日、旧酒造記念館は阪神淡路大震災によって倒壊しまし
たが、全面建て替え工事の末、4年後の平成11年1月25日に復興
オープンしました。

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菊正宗でも利き酒をいただいた後白鶴酒造資料館へ。館内には等身大の
人形により当時の酒造りの様子がリアルに表現されています。
館内見学後ここでも試飲コーナーでお酒をいただきました。

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さらに、神戸酒心館福寿に立ち寄りここでも試飲させていただきました。
館内への入口横には、酒米の山田錦の水田が再現されています。

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ここから国道43号線を渡った所に処女塚古墳があります。

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築造年代は4世紀前半と推定されています。1922年(大正11年)3月8日
に国の史跡に指定されました。主に山陰系土器が出土しており石屋川
流域に存在する郡家遺跡集落の一部とされていて、所在地から西2000m
の位置にある西求塚古墳、東1500mの位置にある東求塚古墳とともに、
万葉集や大和物語などに登場する悲恋伝説の舞台として知られています。
古墳の際には、湊川の戦いに敗れた新田義貞を逃すためにこの地で討ち
死にした小山田高家の石碑が建っています。

12050.jpg

すぐ近くのこうべ甲南武庫の郷で昼食を済ませた後、西郷酒蔵に道を
通り沢の鶴酒造の間を進みます。都賀川を渡り右に進むと沢の鶴資料館
があります。

12051.jpg

沢の鶴資料館から西に20分程進むと復興住宅の立ち並ぶHAT神戸
町並みに出ます。近代的な建物が立ち並んでいますが、ここには被災
された方々が多数住んでいらっしゃいます。
海沿いの遊歩道を進んで行き三宮方面へ。

12052.jpg

新しくできた震災復興記念公園のみなとのもり公園に立ち寄りました。
黄色の紙にメッセージが書かれ5枚一組にして設置されていました。

12053.jpg

みなとのもり公園を抜けたところに日本一短い国道の174号線があります。

12054.jpg

日本一短い国道は、神戸・三宮からフラワーロードを南下したところに
ある国道174号線で距離にしてわずか187.1m、キロメートルで表すと、
たったの0.1871km。あまりにも短いため約3分で歩けてしまいます。
ところが短いからといって侮れないのがこの道で、神戸港と国道2号線
を結び、途中には神戸税関もあり、物流にとっては大変重要な道路に
なっています。

最後に国道2号線を歩道橋で横断したところが最終目的地の1.17希望の
灯りです。
何度訪れても心が痛みます。今日も手を合わされている方が多数いらっ
しゃいました。

12055.jpg

近くには小学生の子供たちの団体がいましたが、既にこの子達は震災後
に生まれた子供たちです。17年という月日は早いものですね。
この希望の灯りの火から分灯され東北の被災地へと運ばれたようです。

希望の灯りの裏の広場が明後日の震災慰霊会場になります。既に学生の
方々が竹筒の準備をされていました。
今年は東北の被災された方も参加されるようです。
神戸市民としては決して忘れることのできない一日なります。


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comment

こんばんは

yokkunさんこんばんは。
山田錦は兵庫県産が一番らしいですよ。
東北地方の有名な酒蔵へも割り当てで配給しているらしいです。
六甲の伏流水と日本一の山田錦があってこそ灘の酒が全国に広がったのでしょうね。
灘の酒は辛口で男酒と呼ばれています。同じ近畿の酒処の京都の伏見の酒は甘口で
女酒と呼ばれています。
これは仕込みに使う水の硬度によるものだそうです。私はやはり辛口が好きですが・・・。

指宿ツーデーマーチ頑張ってください。
いずれ訪れ参加してみたいですね。結果報告を楽しみにしています。

酒蔵」

v-275おはようございます。
灘の生一本ですね。
灘は海運が盛んでしたから江戸へ運ばれたのですね。
街道歩きをしていますとその地の宿場町の酒蔵の跡など見ることができます。
昔はそれこそ味噌、醤油とともに地産地消していたのでしょうね、
そうそう、福岡の筑後も酒所です。ここの山田錦は我が家の近くで作られています。
2月になるとJRウオークで各地の酒蔵開きのウオーキングがあります。
(好きなんですよ。(笑))
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
明日早朝より指宿菜の花マーチ参加の為指宿に行って来ます。
ちゅうさん、指宿マーチはお薦めです。是非一度ご参加下さい。
Secret

プロフィール

ちゅうさん

Author:ちゅうさん
◆日本ウォーキング協会公認ウォーキング指導員・健康ウォーキング指導士
◇2013.01.~07.伊勢本街道完歩
◇2008.06.~2010.04.熊野古道紀伊路・中辺路完歩 ◇2010.04.~2012.03.四国八十八ヶ所霊場歩き遍路結願
◇2009.07.~2010.11.東・西・中・下高野街道完歩・・等
詳細はホームページへ↓
http://letswalking.web.
fc2.com/

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